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「練習」と「試合」のあいだにあるもの〜RayoNAGOYAが大切にしている育ちの話〜

日々の活動の中で大切にしている考え方について、保護者のみなさんに少しお話しします。

技術や戦術の話ではなく、「子どもがサッカーを通じてどう育っていくのか」という、クラブの根っこにある部分の話です。

RayoNAGOYAは「サッカーを通じて、人として育つ」ことを大切にしています。

上手くなることはもちろん大事。でも私たちが本当に育てたいのは、サッカーが上手な子であると同時に、『自分で考え、自分で決め、仲間と関わりながら前に進んでいける「人」』です。

今日の話は、その思いが特によく表れる場面についてのお話です。

練習と試合は、地続きでつながっている

子どもたちにとって、試合は特別な時間です。

緊張して、ワクワクして、勝てば飛び上がって喜び、負ければ悔しくて涙が出る。

私たちは、そんな真剣な表情の中に子どもたちの成長を感じています。

しかし、その試合でのプレーは当日だけで生まれるものではありません。

日々の練習の中で、

・挑戦したこと
・失敗したこと
・仲間と共有したこと
・気づいたこと

その積み重ねが試合の中で現れてきます。

私たちは、練習も試合も子どもたちが学ぶための環境だと考えています。

練習で得た気づきを試合で試し、試合で見つけた課題をまた練習で深めていく。

その繰り返しの中で、子どもたちは少しずつ成長していきます。

だからこそ私たちは、「練習も試合も同じ一つの学び」だと伝え続けています。

仲間と積み重ねる時間に価値がある

私たちは、サッカーを一人で行うものだとは考えていません。

チームスポーツの魅力は、仲間と関わりながら成長できることにあります。

練習の中では、技術や戦術だけでなく、

・仲間との関係を理解すること
・お互いの特徴を知ること
・声を掛け合うこと
・失敗を共有すること

そんな目には見えにくい積み重ねが日々行われています。

そして試合では、その積み重ねがプレーとして現れます。

だから私たちは、試合だけを特別なものとは考えていません。

日々の練習も、試合と同じくらい大切な学びの場だと考えています。

たとえば、しばらく練習に参加できず、久しぶりに試合だけ参加する場合があるとします。

もちろん、それぞれに事情がありますし、私たちは欠席そのものを問題にしているわけではありません。

ただ、その期間にチームでどのような学びがあり、どのような積み重ねがあったのかを共有できていない状態で、いつもと同じ役割や時間を任せることが、その子にとって本当に良いことなのかを考えます。

私たちが見ているのは、出席日数ではありません。

その子がどのように仲間と関わり、どのような過程を歩んできたのかです。

だからこそ、試合での役割や出場時間を考える際にも、その積み重ねを大切にします。

それは誰かを評価したり、罰を与えたりするためではありません。

一人ひとりが安心して挑戦できる環境をつくり、仲間とともに成長していくためです。

「連絡する」ことも育ちの一部

私たちはサッカーの技術だけでなく、人として生きていく力も育てたいと考えています。

その一つが、「相手に伝える力」です。

練習や試合を休むとき、

「行けないことを早めに伝える」

これは当たり前のようで、とても大切な力です。

相手の立場を想像する力。

仲間への責任感。

自分の行動が周囲にどんな影響を与えるかを考える力。

すべてここにつながっています。

もちろん急な発熱や体調不良など、やむを得ない事情もあります。

それは誰にでも起こることです。

私たちがお願いしたいのは、「分かった時点で伝える」という姿勢です。

チームスポーツは、自分一人では成り立ちません。

だからこそ、自分の行動を周囲とつなげて考える経験を大切にしてほしいと思っています。

低学年のうちは保護者のみなさんのサポートが必要な場面も多いと思います。

ぜひご家庭でも、「休むときはどう伝えるか」を一緒に考えていただけたら嬉しいです。

身体と向き合うことも、サッカーが教えてくれる

成長期の子どもたちは、痛みや違和感を抱えることがあります。

無理をさせないことはとても大切です。

「痛いときに休む勇気」も、立派な自己管理の力だと私たちは考えています。

そのうえで、一つだけ大切にしている基準があります。

それは、

「練習を休むほどの痛みがあるなら、試合も無理をしない」

ということです。

試合は練習以上に強度が高く、体への負担も大きくなります。

だからこそ私たちは、目先の一試合よりも、お子さんが何年も先までサッカーを楽しめることを大切にしています。

自分の身体の状態を理解し、無理をすべきときと休むべきときを判断する。

それもまた、サッカーを通じて育てたい大切な力の一つです。

私たちは、サッカーが上手になることだけを目指しているクラブではありません。

サッカーを通じて、

「自分で考えること」

「仲間を大切にすること」

「責任を持って行動すること」

「挑戦すること」

そんな力を育てていきたいと考えています。

練習も試合も、そのための大切な学びの場。

これからも、ご家庭とクラブが同じ方向を向きながら、子どもたちの成長を一緒に支えていけたら嬉しいです。

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