昨年のライセンスの取得に続き、2度目のスペイン。
今回も多くの心動かされる出来事がありました。
到着したのは3/22の8:30頃。
空港の到着ゲートを出て、子どもたちは早速ホームステイ先に向かいます。
空港に残された私は、予約したホテルのチェックインが14:00ということもあり、昨年から全く使っていない、つたない英語とスペイン語を混ぜ合わせた言葉でコーヒーを頼み、カフェで小休止。
もちろんスーツケースとリュックは肌身離しません。
すると奥のほうから1席、また1席と順番に声を掛けて歩いてくる人がいました。
私の席に来た彼は言いました。
「コーヒーを少し恵んでくれませんか?」
「ノー」
と断ると彼は次の席へと行きました。
昨年は電車の中で
「私の子どものおむつを買うお金を恵んでください」
という紙を持って声を掛けて歩いている女性の方がいました。
どちらも公共の場所です。
日本では決してありえない光景を思い出し、海外に来たことを実感しました。
※日本の公共の場所は『みんなの場所だから周りの迷惑にならないように』、スペインの公共の場所はみんなの場所は自分の場所でもあるから『それぞれがやりたいことをやっていい場所』なんです。
その後はタクシーでホテルまで行くか、地下鉄でホテルまで行くか迷いながら
「SIMはどこに売ってますか?」
「コインロッカーはどこにある?とんでもなく重いこのスーツケースを預けたいんだ」
と無駄に色んな人に話しかけ、言葉が通じない環境に自分を適応させます。
結局楽なタクシーではなく、観光客感が出て危険な可能性もある地下鉄を選択し、13:00頃ホテルに到着。
チェックイン時にはイギリスから来た夫婦とコミュニケーションをとり、無事部屋に入りました。
その日は謎の吐き気と頭痛にやられ、スペインの地で骨をうめる覚悟もし(人生初の時差ボケでした)
眠りにつきました。