先週の土砂降りのFCジョイフット、暑さ、強風、あられ、雨の中でのVIVAFCとの試合。
簡単ではない環境での試合が終わり、火曜日のトレーニングでは、サッカーもせずに「One for ALL,ALL for ONE~感情あふれるポジティブなチーム」というチームスローガンを決め、水曜日、金曜日には強度を求めた短時間のトレーニングで共通意識を深め、シルフィードFCとの試合を迎えました。前日のトレーニングでは守備の意識の共有を図っていたため、スタートから出足の鋭いRayoは高い位置でボールを奪う局面も多く、相手に状況判断させる時間を奪っていきます。
先週までの試合とは全く違って、自分との戦いに勝ち、相手との勝負に向かう。とても勇敢なプレーが多く見られました。
トレーニング中にしっかり頭を使い、試合中は無意識的に全力で動きます。
それでもコート上で起きた現象で対応に困っている部分は、選手同士で話し合い、解決できないところは『コーチ、〇番のこういう動き誰がどうやって対応すればいい?』と、とても自然に、状況もとてもクリアに聞いてきてくれます。
後半に入り相手がフォーメーションを変えてきたときにも、開始30秒ほどで外から『相手変わってるな?』『うん』と確認だけすれば、自分たちでプレスの仕方を変え、柔軟にとても激しくゲームを進めることができました。
『あと少しパスが強ければ』『あと少しパスが浮いてれば』、そんな局面も多くみられました。確実にゴールに迫る場面が増えてきました。
試合後は腰を下ろす選手も多く、かなりハードワークした様子。
それでも全員がワイワイしながらグランド整備をし、『またな』『明日何時にする?』『はらへった~』などと元気いっぱいな様子で帰っていきました。
みんなたくましいな。
この大会に参加した目的は、上位リーグに所属するチームと対戦し、スピード感に慣れること、そしてゲームの主導権を握る方法を増やすことでした。
選手たちには失ったものはなく、大きな手ごたえをつかんだと思います。
『俺たちはもっと強くなる』
今後のU15リーグでの選手の活躍に期待します。
対戦していただいた及びシルフィードFCの関係者の皆様、会場担当の刈谷FC及び関係者の皆様ありがとうございました。