9月4日は口論議公園サッカー場でトレーニングマッチを行いました。
今年は会場を用意することが多く、設営は自分たちでする意識が芽生えてきていて自然に全員がゴールの準備をしに行きます。
4チームと試合ということで、15分を8本連続。
各チームフォーメーションが違えば好むスタイルも違う。
自分たちのやりたいことをやるにはどうしたらいいか。
そんなことを学ぶ1日となりました。
①vs KSC
4-0
得点者:あつは・りく・こうだい
相手?仲間?の様子を見つつゲームがスタート。なんとなくゲームが落ち着いてきてから個人が能力を発揮しだす、いつもの悪い癖が出ました。
早く相手のフォーメーションを確認し、どこで数的優位を作り出すのか。
スタートから主導権を自分たちで握れば、もっと点を奪えたのではないかな?
②vs 名古屋98
0-1
今のチームでは初めてとなるフォーメーションの相手。
にも関わらず、自陣からの自分たちのイメージ通りのボールの動かし方で、相手プレッシャーを打開していくプレーにはコーチも鳥肌が立ちました。
どれだけプレスが早くても、ボールがテンポよく動けば相手の足は止まる。
カバーがいない相手に対して奥行きをうまく使い、うまくカウンターを仕掛けていました。
ロスタイムでの失点は本当に悔しそうでした。
③vs レッドスターチ
1-4
得点者:りく
先週取り組んだことが発揮できる局面が多い試合。
目の前の相手に対して、どんな立ち位置で何を意識して対応すればいいかな。
選手の伸びしろが見つかる好ゲームでした。
④vs FCHimawari
2-1
得点者:あつは・りく
当日の総仕上げのゲーム。体力も限界に近い中で、個人がボールを持つ時間が長く、さらなる体力ロスに繋がる。
ボールを走らせ相手を走らせる。プレスに来たら相手を止めるためにサポートをする。
当たり前の意識の向上を目指しましょう。
30mのロングシュートが打てるのはチームの雰囲気がいい証拠だね。
勝ちも負けもあり、サッカーを楽しむことができました。
多くの選手のイメージが合い、リズムよくゲームを進める時間が多く
反面、失点の場面でははっきりとした改善点が見つかりました。
質の高い選手ってどんな選手だろう
点を取れる選手?
ボールを奪える選手?
ラストパスを出せる選手?
そのどれも当てはまり、どれも当てはまらないような気がします。
チームにとって必要なことを、試合中ずっとやり続けられる選手。
そのうえで、プレーとして目に見える結果は出して欲しい。
「どこかでだれかがカバーしてくれている」
まずはそんなことに感じ、チームメイトとつながっている選手になって欲しいですね。
「サンキュー」「ありがとう」
そんな気持ちのいい言葉を、いまよりももっと増やしていきましょう。
「コーチ疲れて頑張れないから変わってもいいですか?」
そんな言葉を試合中にかけてくれる選手がいました。
「もちろん。教えてくれてありがとう」
そんな会話の中で、全力でいつもプレーする姿を認めてあげました。
選手たちはうまくなることしかありません。
どのようににうまくなってもらいたいか。
サッカーを通じてどんな大人になって欲しいか。
指導者の責任は重大です。
会場担当のKSCの皆様、対戦していただいたKSC・名古屋98・レッドスターチ・FCHimawariの選手の皆様、関係者の皆様ありがとうございました。
保護者の皆様、応援ありがとうございました。