RayoNAGOYAオフィシャルサイト

【監督コラム】成長を信じること。

【成長を信じること】

これをテーマに知識を共有したいと思います。

この表を知っていますか?

これは『ロジスティック曲線』と言われる『人の成長と努力の関係性』を表した図です。

「横軸x=努力量」「縦軸y=成長度」「k=限界値」として見てください。

通常、成長は努力に単純比例すると思いがちですが、実際には、努力をしていてもしばらくはなかなか成長しません。

そしてある時を境に、急激な成長が来ます。

『人の頭の中のイメージ』と『実際の成長曲線』、ここに理想と現実のギャップが生まれます。

もうひとつの表です。

もともとの限界値Kに『´』がついて限界値が高くなっています。

その分岐点にある『パラダイムシフト』。

人は同じことを繰り返していても限界値が上がりません。
そのため外部環境(サッカーの場合はトレーニングやゲームの方法など)を変えて限界値を変えない限り、どれだけ努力しても、どこかで成長が頭打ちになってしまいます。


どうしても結果を求めてしまう。

期待してしまう。

気持ちはとてもわかります。

でも、その気持ちがいくら強くてもほとんどの場合、成長曲線には理想と現実のギャップがあるのです。

多くの方がわかっているはずなのに、我が子にはどうしてもハードルが上がってしまいます。

子供は思い切り楽しんでいます。

楽しんでいることは1回1回全力で努力している証。

楽しんでいることが上手くなる近道です。


楽しむことで成長は続く。

Share / Subscribe
Facebook Likes
Tweets
Hatena Bookmarks
Pinterest
Pocket
Evernote
Feedly
Send to LINE

日本サッカー協会認定グラスルーツ推進賛同パートナー