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【マッチプレビュー】高円宮杯 JFA U-15リーグvsオステンFC

暑さも増す今日この頃。

7月2日はオステンFCさんとU15リーグを行いました。

論理的思考と同時に人間的成長なのか、「人のこと」が目につく年代。

テスト週間が続き、突然志望校を聞かれ自分の数年後の姿に少なからず不安を抱く3年生。

コミュニケーションを大切にするRayoは「サッカーでも自分と向き合う」期間とし、トレーニングをしてきました。

大まかなテーマは「ストップ」「時間を作る」「ボールに振り回されない」。

 

迎えた試合。

試合前のミーティングはせず、ウォーミングアップ後は各々が自分と向き合う時間を取るために5分間散歩をしてからキックオフ。

自分と対話できる選手は集中し、周りに人がいることで活かされている選手は、キョロキョロしながら歩く。

些細なことで、子どもたちの成長と試合に対する気持ちが垣間見えます。

 

トレーニングでできていたのに、試合ではもちろん相手も高い強度でプレーしてくる。

「認識→判断」と「実行」の意識の変化にまだ脳が追いつかない。

コート上に時間を無駄遣いする選手が増える。

時間がなくなりボールロスト。

「どこに?」「どんな?」を達成するには。

「いつ?」に関して自由でなければなりません。

「いつでも」

を達成できている選手の質は自然と高くなります。

時間を作る選手とはそういった選手です。

 

大事なときの失点は決まって「コーナー」「セットプレー」「クロス」。

失点に繋がるエリアでは無駄なファールはしないのはもちろんのこと、クリアをするのであれば1cmでも前に。

これは鉄則です。

そして失点のほとんどは、責任の所在がはっきりしているところから始まっています。

きっと次の対戦相手がこの文章を読めば、クロスの時、コーナーの時にここぞとばかりに得点を奪いに来るはず。

それを跳ね返せるかどうかは自分たち次第ですね。

トレーニングの意識をコート上に持ち込み、いつもはミスと思わなかった所でミスと気づき、些細なプレーで達成感を得られる選手が多かったのは今後の明るい兆し。

自分はどういう人間かを含め、自分と向き合い、昨日の自分を乗り越えていけたら子どもたちの未来は安心です。

リーグ戦終了まで残り4か月。

【結果】
RayoNAGOYA 0vs2 オステンFC

 

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