11月21日、前日はU15最終戦、先輩たちの姿を胸にU14はクラブカップに挑みました。
U15で戦っている選手が多く、対人の局面では、目の前の勝負に『絶対に勝つ』意志が強くなり、自分たちが気持ちよくプレーできない場面では「相手に思い通りのプレーをさせない」粘り強さを身に付けました。
会場は中学校にしては広く、ボールが弾み、イレギュラーがあるため、選手たちは効果的に裏のスペースを狙うことを選択。
前半20分、右サイドの混戦から左サイドの瑛斗(RayoNAGOYA)へのクロスの場面。
決定的な場面でしたが、相手の接触にわずかにバランスを崩し決め切れない。
前半は相手ディフェンスの背後を透生(RayoNAGOYA)航(RayoNAGOYA)唯斗(グランパス名古屋)がシンプルに使い、数多くの決定的な場面を作り出す。
対するアロンザはサイドにスピードのある選手を置いて、ゾーン2から3にかけてはWGのカットイン時に逆サイドのWGがサイドバックとセンターバックの間をランニングで抜け出しセンターレーンを攻略するチーム。
サイドバックの優生(RayoNAGOYA)と龍我(RayoNAGOYA)は目の前の選手に考える時間を与えず、うまく対応していました。
後半には対人で優位性をもっていた、右サイド龍我の前にスペースを与えることで、全体のポジションを押し上げる。
左サイドはライン間のスペースを使い、彦孝(AVAVCO)と翔(FC名西)の連携から相手の背後を使う。
守備はコンパクトにハイラインを保ち、高いポジションを取れた透生のドリブルから、PKを獲得し順顕が先制点。
その後、順顕が練習通りのミドルシュートを決め追加点。
翔(FC名西)の柔らかいプレーがボールを落ち着け、唯斗との連携からゴールを奪うも、オフサイドでノーゴールの判定。
終始攻撃的にプレーし続け、2-0のクリーンシートで勝利。
『もっと上を見ろ』『みんなで話し合う』『自分たちのサッカー』『選手権に出る』『プロになるには』
偉大な先輩たちが残した言葉は間違いなく選手たちに力を与えていました。
『過去は未来のためにある』
RayoNAGOYAの歴史を背負った選手たちの物語の始まりです。
【試合結果】
RayoNAGOYA 2-0 アロンザ
得点:順顕(一色中)×2
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