今年の夏は園児から中学3年生までの総勢29名がキャンプに出掛けました。
当日は見事に晴れ、みんなルンルンで出発です。最初の目的地の駒ヶ岳に到着し、ロープウェイに乗り登山を予定していましたが、、
『頂上まで往復4時間だよ』と告げると、子どもたちは『急げ!急げ!』と声を掛け合い、元気いっぱいで頂上目指して走っていきました。
『寒い』『もう下りよう』そんな言葉はほとんどなく、全員が山頂目指して歩きます。
途中岩に行く手をさえぎられても
途中リタイアが出たときには上級生の子が一緒に下山し、小屋でカップラーメンを食べ体を温めてあげていました。
元気な子は頂上を目指し、過酷な天候の中、数人が頂上まで登頂成功。
キャンプ場に到着後、自分の荷物は自分で持ち、みんなのことは全員でやります。
助けを求めていれば手を差し伸べる。
日常では決して表に出ない、優しさと愛情がそこにはありました。
3日間の食事はすべて自炊し、
捕まえた魚を美味しくいただき、多くのことを学びました。
時間があればサッカーをし
『缶蹴りやろ』『鬼ごっこしようぜ』と号令があれば、年齢関係なく始まり、鬼が困っていると、『鬼増やしてあげよ』とみんなが楽しめる工夫をします。
親御さんたちが過ごしてきた、古き良き日本の風景です。
最終日にはみんなで公園に出掛け、思い思いの時間を過ごし、
無事帰路につきました。
今回も野外活動の中で多くのことを学ぶことができました。
今後登ることがないような天候での登山では、『寒い寒い』と言いながら一歩一歩進んでいく姿に逞しさを感じ、非日常の中で仲間に対する多くの優しさを見つけることができました。
キャンプでは、自分のことだけでなく、仲間を手助けする優しさを感じ、年齢に関係なく全員が仲間として楽しく過ごすことができました。
Rayoが大切にしているのは、『仲間を認め信頼すること』『みんなで協力してみんなが成長していくこと』。
『仲間との絆を大切にしているチームですね』とキャンプ場のスタッフの方に言っていただき、子どもたちを通じて第三者にも伝わっているのだと、とても嬉しく思いました。
子どもたちの未来はホントに明るいですね。
後日、親御さんに、『おれなんでもできるようになったよ』『今度カレー作ってあげる』と子どもが言ってきて、成長にびっくりしましたというありがたいお言葉をいただきました。
『成長する環境を提供する』
これからもサッカーのみではなく、様々な形で子どもたちが成長するきっかけを作っていきたいと思います。