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6月12日選手クラス活動報告

12時30分スタート。

一向に始まる様子もなく、仲間と『うふふ、キャハハ』とお話が止まりません。

そんな中、1人の選手がある言葉を発したのをきっかけに、すべてが動き出します。

『早くゴール作ろうぜ』

全員が動き出し、自分たちでトレーニングができるように準備しました。

『行動を起こせる選手』

『ついていく選手』

コーチがジュニア期に身に付けて欲しいのは、行動を起こす力が全員にあると認識すること。

自分に責任を持ち、仲間と意見をすり合わせ、その場の正解(絶対的な正解ではない)を導き出すこと。

サッカーはテクニックやポジショニングだけでは成立しません。

チームが困ったときに、『こうやってみようぜ』と主体的に行動を起こすことができるかどうか。

ここが大きな分かれ道です。

もちろん目的は相手より多くのゴールを奪い試合に勝利することです。

手段は最終的にコート内の選手に委ねられています。

だからこそ指導者は、選手の主体性を奪わないような声かけをしなければなりません。

選手にやらされることを無意識に植え付けてはいけません。

 

当日のトレーニングはというと、アップのゲームから始まり、3対3+2フリーマンで全体のバランス、守備から攻撃への切り替え、いつどこを認識した方がいいかを学びました。

全員が前向きに取り組む中で、リーダーシップをとっていたのは『早くゴール作ろうぜ』と言っていた彼でした。

最後のゲームでは1本目6年チームが大敗し、2本目では大勝しトレーニングを終えました。

チームは今年で4年目、ずっと変わらずどの会場で試合をしても一番元気なのはRayoの選手たちです。

サッカーを愛し、仲間との時間を大切にできるみんなの明るい未来を信じてます。

【フォトギャラリーはこちら】

 

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