サッカーは、ひとりではできません。
どんなに足が速くても、どんなにドリブルが上手くても、ひとりでは試合は成立しません。
でも、「人数が足りない」という話ではありません。
もっと大事なことがあります。
本当にすごい選手って、どんな選手?
たくさん点を取る選手?
ボールを奪える選手?
ミスをしない選手?
もちろんそれも大切です。でも、本当に強い選手は
『仲間を強くできる選手』
「仲間がいるから、挑戦できる」
前のコラムで、「失敗していい」と話しました。でも、本当に失敗できるのは、『仲間がいる』からです。
ミスをしたときに「ドンマイ」と言ってくれる人がいる。
もう一回ボールを受けに来てくれる人がいる。
自分が抜かれたときに、後ろでカバーしてくれる人がいる。
だから、もう一歩踏み出せる。
ひとりだったら、きっと怖くてできないことだってたくさんある。
『声は、命令じゃない!』
ピッチで出る声。
「こっち!」
「戻れ!」
「打て!」
その声は、何のためにあるだろう。
怒るため?
支配するため?
違います。
声は、仲間を助けるためにあります。
「仲間の視野を広げるため」
「迷っている背中を押すため」
「ひとりにしないため」
声は武器ではなく、『支え』です。
仲間を責めるとき、何が起きるか
ミスをした仲間を責めると、どうなるでしょう。
その選手は、次から挑戦しなくなります。
安全なプレーだけを選び、顔を上げなくなり、消えるようにプレーします。
それはチームにとって、大きな損失です。
仲間を責めることは、チームの可能性を小さくすること。
ひとりで強くなることはできない
強くなるとは、自分だけが上手くなることではありません。
・仲間を信じられること
・仲間を助けられること
・仲間の挑戦を守れること
それができたとき、チームは本当に強くなります。
そして不思議なことに、仲間を強くしようとした選手が、一番成長します。
今年、どんな仲間でいるか
新しい一年が、2か月経とうとしています。
自分がどんな選手になるかも大事だけれど、どんな仲間でいるかも、同じくらい大事。
ミスを笑わない。
挑戦を止めない。
声で支える。
RayoNAGOYAは、ひとりが輝く場所ではなく、みんなで強くなる場所でありたい。
今年も一緒に、仲間とともに、前へ進んでいこう。

