当クラブが主催している年間リーグ『RayoNAGOYA CHALLENGE LEAGUE U12』が12月21日(土)に行われました。
このリーグのいいところは『「全員必ず15分以上試合に出場しなければいけない」というルールのもと、チーム全員で勝利を目指す』ところ。
『サッカーをみんなで楽しんで欲しい』
そんな思いがつまったリーグです。
RayoNAGOYAのメンバーは4年生から6年生の12名。選手クラスはチーム設立以降、「人としての豊さ」を重視して縦割りの活動としています。
RayoNAGOYA 1-0 つつじが丘FC
RayoNAGOYA 4-2 シルフィード蟹江
トレーニングと試合の積み重ねに”フットボールの神様”が微笑み、2024年、最高の締めくくりとすることができました。
試合内容は・・・・・・専門的なことを書き出すと頭の中に『?』が多くなると思うので止めておきますが、とてもRayoらしい試合をすることができました。
後ろから『声とプレー』で支える「はじめ」と「かなた」。
中盤を運動量と責任感あるプレーで駆け巡る「りひと」。
常にチームに前への推進力を与えてくれる「けいと」と「せな」。
接触の強さと勇気を持つ「あさひ」。
5年生ながら素晴らしいリーダーシップとサッカーIQでチームに貢献する「えいた」。
入って1年経たず、「Rayo」を心底愛し、攻守に献身的なプレーをする「こてつ」。
チームの雰囲気をいつも良くし、個人としても成長し続ける「たくみ」。
先輩たちのもとで「チーム」を学び、プレーも成長し続ける「ごう」。
当日休みだったものの爆発的なスピードでチームにいつも勇気を与える「ゆうが」と「じょう」。
全員が「RayoNAGOYA」を『自分のチーム』として愛し、チームのために自分が活躍しようと考えてくれています。
ミスしたときは謝るよりも次のプレーで取り返す気持ちでプレーし、味方の素晴らしいプレーはチーム全員で認め、ゴールした時には全員が喜ぶ。
勝利したときには「ガッツポーズ」や抱き合う姿も見られます。
一見当たり前と思う方もいるかもしれませんが、残念ながら日本では「RayoNAGOYA」のようなチームはほとんど見られません。
時には「おまえら喜べよー」という声が相手ベンチから聞こえたり、ゴールを目指し積極的に打ったシュートにさえ失笑する残念な姿が見られることさえあります。
ほとんどの子どもたちは「サッカー選手になれない」。
これは一つの事実。
「良いサッカー選手になることで、豊かな人生を送る」
よりも
「心豊かな人になる方法を選び、良い選手を育てる」
とても大切だと思いませんか?
サッカーはあくまで人を育てるためのツール。
そのツールをある選手は極めるために、またある選手は日常から離れワイワイ楽しむために利用します。
すべての子どもたちが豊かな道を歩んでいます。
「人間的で体温を感じられるチーム」
これは、Rayoを設立するときに私が最も大切にしていた想い。
これからもこの想いと共に、『未来ある子どもたち』のためにRayoNAGOYAは頑張っていきます。