日々コロナウィルスの感染者数に目を光らせ、未だ先の見えない未来に不安を覚えていました。
それでも子どもたちいつも変わらぬ笑顔で、仲間と過ごす時間を全力で楽しんでいました。
キャンプでは台風の猛雨の中、山頂を目指し歩み、
また時には、たくさんの初めて会う仲間たちと交流を深め、非日常を楽しみました。
そんな中、RayoNAGOYAはクラブとして初めて中学3年生の公式戦を終えることができました。
少ない人数ながら『仲間を認める姿勢』『サッカーを全力で楽しむ姿』「全員でポジティブに進む意志」を下級生に見せ、チームを『感情あふれるポジティブなチーム』にしてくれました。
試合中は意見を擦り合わせ、仲間のゴールを全力で喜び、負けた試合では涙を流してコートを出る姿。
勝つか負けるよりも大事なもの。
クラブとしての明るい未来がここにはありました。
RayoNAGOYAの目指す姿はどの年代でも同じ。
いつしか楽しむスポーツから「習うスポーツ」「やらされるスポーツ」になってしまったサッカーを、選手が主体のサッカーに戻すこと。
「どうして?」「なんで?」を言いやすい環境を作り、子どもたちが納得した状態でサッカーを楽しむこと。そして仲間と協力し感情のあるプレーをすること。
未来を担う子どもたちが、大人になったときに今よりも良いものを作り出していくには、理不尽を受け入れずに異論をぶつけて議論ができる人間力が必要です。
RayoNAGOYAはこれからも、関わるすべての方々が安心できる。
そして何より大きな大きな笑顔の輪を作り出し、仲間と共にポジティブに進んでいく。
そんなクラブになるよう来年も頑張っていきます。
2022年もRayoNAGOYAを温かく見守っていてください。
RayoNAGOYA代表 沢田聖志