11月27日トヨタ健保の森でU13リーグが行われました。
公式戦2試合目にして早くも主体性をもつ選手たち。
試合前には自分たちで対戦相手にユニフォームの確認をし、ウォーミングアップも自分たちで行います。
試合前のミーティングでは先月配布した『コート上の人数構成』を作戦ボードに貼り一言だけ。
『作戦ボードでゲームのイメージづくりをしてみて』
全員が「え??」という表情。
しかし敦羽がいいワードを出します。
「数的優位をどこで作るかって話じゃない?」
なんとなく何かをつかみかける選手が数名、KICKOFFです。
新しいフォーメーション2試合目
前回よりもスムーズにボールを動かせる局面が増えました。
『誰がどこに』から『誰かがどこに』に変更することで、流動性を生む。
流動性は相手を混乱させる。
役割を与えそれをこなせるかどうかだけではなく、全員がその局面に必要なことを読み取り瞬時にアクションを起こす。
そして60分間それを続ける。
『教える』『教えられる』関係ではなく、ゲーム中に選手が体験し、感じ、無意識に学ぶことができればそれほど質の高い成長方法はありません。
受け身な子どもが多い今の時代には合わない方法かもしれません。
ただ、これからの時代を生き抜く子どもたちには、感受性を高めなければいけないこの方法は最適です。
試合はというと、後半残り2分で失点し、アディショナルタイムに『勇気ある失点』をし敗戦。
Rayoの選手らしくピッチで感情をもつゲーム。
失点をしてからの前向きな姿勢。
最高でした。
『選手のために意地悪なコーチ』と『仲間とのサッカーを世界一楽しむチーム』の戦いは始まったばかり。
これからも成長していこう。
会場担当の瀬戸FCの関係者の皆様、対戦していただきましたNagoyaS.Sの関係者の皆様。
当日応援に駆けつけていただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。