先日12月28日ですべてのクラスで蹴り納めとなり、今年一年を無事、終えることができました。
今年は2月より新型コロナウイルスの影響で、練習や大会の予定が全て白紙になり最初は突然の日常の変化を楽しみつつも、時間の経過とともに環境・行動など様々なものを奪われ、多くの子どもたちは自主性を、主体性を失いました。
サッカーができない日々が始まりました。
緊急事態宣言により、先行きが見えず、選手たちや保護者の皆様にとって、大変苦しい状況が続きました。
何か子どもたちのためにできることはないか。そんなことばかりを毎日毎日考えていたのを今でも覚えています。
5月末に活動が再開した後も、「もしかしたら感染するかもしれない」と不安もある中で、いつも笑顔で送り出していただいたこと、本当に感謝しております。
多くのクラブでサッカーを辞めた子がいる中でRayoの子はほとんどやめることもなく、変わらない笑顔でサッカーを続けることができました。全力で走り回り全力でボールを蹴り、仲間と一緒にいられなかった時間を取り戻すかのように思い切り楽しみました。
常日頃から大切にしている人と人とのつながりやコミュニケーションをとる楽しさを子供たちが実感できる素敵な時間となりました。
「今まで通り」そんな言葉はもう通じません。これからはこれからの時代に合った取り組みが必要です。どうなるかわからない未来を生き抜いていく力が必要です。
RayoNAGOYAに関わっていただいた方、これから関わっていくであろうすべての方々が安心できる。
そして何より大きな大きな笑顔の輪を作り出し仲間と共に進んでいく。そんなクラブになるよう来年も頑張っていきます。
2021年もRayoNAGOYAを温かく見守っていてください。
RayoNAGOYA代表 沢田聖志