8月9日、会場から徒歩5分の子や、遠くは静岡から総勢40名が集まり『第1回PauleleCUP』が開催されました。
①『これからの社会の担い手でもある子どもたちが、刻一刻と変化していく社会を生き抜く力を育むために、大好きなサッカーを通じて誰とでもコミュニケーションをとり、信頼関係を築く経験をする』
②『試合を重ねていく中でコミュニケーションを深め、サッカーを楽しむという共通の目的に向かうことで、信頼関係を築いていく体験をする』
③『チームメイトの「立場」や「考え」「行動」を尊重し、対話を重視するリーダーシップを身に付けるきっかけとする』
大きな3つ目標を掲げた本当にRayoらしいイベントです。
当日主な運営はRayoNAGOYAのジュニアユースの選手たち。
ラインを引き、ゴールを立てます。
それを見ていた小学1年生もやる気になり、お手伝い。
会場の設営完了後は、ジュニアユースの選手たちに大会の趣旨や役割、子どもたちへの接し方、参加者全員がこの大会をどういう感情で終えて欲しいかを説明し、
『5分後にもう1回集めるから、それまでにドリンク飲んでおいで』と伝えて休んでいると
全チームすぐにメンバーを集めて話しをしていました。
自己紹介をし、やりたいポジションや好きなプレーを伝え、スケジュールの確認やポジションを決める声が聞こえてきます。
色々なことに受け身な子が多い中、自分たちの意志で行動を起こすことができる人間性が育っているなと、とても嬉しく思いました。
試合が始まると学年関係なくフィールドに立ち、全員が一生懸命プレーします。
上級生は下級生の子がプレーしやすいように気を配り、下級生の子は対戦相手の上級生の子に挑む姿があります。
ハーフタイムには作戦を練り
休憩しているチームは交流を深めるためにみんなで遊んでいました。
やはりすごいのは、この日初めて顔を合わせる子が多くいるのに
ボールを蹴っていると
けどやはりサッカーは勝負事。
真剣に戦い。ひとつのゴールに歓喜し。
このままでは終われない子どもたちは、PKに勝負を委ねます。
スポーツの持つ力はホントにスゴイですね。
今日もたくさんの笑顔に出会うことができました。
今後もRayoNAGOYAはサッカーを通じて『笑顔あふれる温かい地域づくりに貢献する』活動を数多く行っていきたいと思います。
『Paulele CUP』はSDGs/JFAグラスルーツ宣言の取り組み事業の1つとして実施しました。
①どの試合も全員が試合に出場し、全員がチームの一員として『誰一人取り残さずに』サッカーを楽しむことができました。
②だれでもいつでもできるスポーツとして、サッカーをしているしていないや所属するクラブの垣根を越えて全員が楽しむことができ、当日偶然会場にいた子にも参加してもらい、楽しんでもらうことができました。
③ジュニアユースの選手たちには運営や審判、会場設営などを行ってもらい、中には『高校いったらRayoに指導の勉強しに来てもいいですか?』と話もあり、生涯サッカーに携わるきっかけとすることができました。
『Paulele CUP』は、SDGsの「人や国の不平等をなくそう、つくる責任つかう責任」への取り組みを行いました。
『Paulele CUP』を通して「不要となったサッカー用具を集め、発展途上国に送る」プロジェクトについても実施しました。
ユニフォーム×15、ジャージ×1、スパーク×4、トレーニングシューズ×6、キーパーグローブ×1、短パン×10、ピステ×1、ボール×2、すねあて×1
寄付いただきました物品に関しましては、クラブで責任をもって以下の方法により世界各地の途上国に届けます。
みんなが当たり前に使っているものを必要としている仲間がいる。
世界中の人とのつながりを持つ貴重な場となりました。
ご協力ありがとうございました。
【サッカーボール・ユニフォーム・キーパーグローブ】
“Smile for All in the World”あなたのやさしさを世界へ 「世界の笑顔のために」プログラム
「世界の笑顔のために」プログラムとは
開発途上国で必要とされている、スポーツ、文化、教育、福祉などの関連物品のご提供者を、日本国内で募集し、JICAが派遣中のボランティアを通じ、世界各地へ届けるプログラムです。国際協力への参加を身近に感じてもらうこと、および途上国への貢献を目的に行っております。
【スパイク・サッカーボール】
【当日のフォトギャラリー】