RayoNAGOYAで実際に行ったトレーニングメニューのルールやキーファクターを紹介します。
5月10日(水)ジュニアユース トレーニング2 ポジション:DMF対象
【トレーニングの流れ・ルール】
図の右のゾーンからA・B・C・Dとし、両チームがゴールを目指す。
①各ゴールにキーパが入り、右のゴール前のゾーンからA:攻撃2名・守備1名、B:攻撃1名、C:攻撃3名・守備3名が入る
②ボールは青チームに出されてスタート※各チームの選手は自分ゾーンを尊重してプレーするが、Bゾーンの攻撃選手のみ自由に動くことが可能。
③Bゾーンの選手にパスが出された瞬間Cゾーンにいる守備者は1名プレスに出ていくことが可能。
ボールを奪ったら区切ってあるラインを気にせず自由プレーしゴールを目指す。
【キーファクター】
✓攻撃
サポート
①Aゾーンにいる仲間からボールをもらえるよう明確なラインを引き続ける。※ポジションの特性上、確実なパスラインを引くことは守備への切り替え時にスペースを埋めることを可能にする。
②自分より後方で仲間がプレスを受けているときは100パーセントの努力でパスラインを引く。
③GKからのパスは正対して受け、Aゾーンの仲間からは斜めのポジションを取り相手ゴールに対して身体の向きをとれるよう、ポジションを調整する。
コントロール
①ボールの移動中に周りのスペースを認識し、次のアクションに繋がるスペース、もしくは直接的な相手から遠い位置にボールを置く。
パス
①身体をつかってパスの意図を隠す
3人目の動き
①自分より前にいる位置的優位を持った選手に直接パスが出せない場合、他の選手を介してパスをつなぐ。
優先順位の理解
①ゴール方向へ走っている仲間、または得点の可能性がある選手。
②自分より前方にいるライン間の選手。
③サイドにいる選手。
④上記がいない場合、ボールを動かし攻撃を継続する。
この日の最初、2対2+2サーバーで身体を使ってパスの意図を隠すトレーニングを行いました。
ゴールデンウィークから続く疲労のコントロールもあり通常よりは強度を下げ、普遍的な『意図を隠す』パスと、それを有効に使う可能性のあるセンターバックとボランチに焦点を当てたトレーニングを行いました。
【トレーニングレポート】