「おれが決めていたら、勝てた」 ——その悔しさは、誰のものか
連載「中学年代で育てたいもの」第3回 前回は、試合が予想を裏切るからこそ、自分で考えて動ける力が大切だ、というお話をしました。今回は、ある選手が試合のあとに口にした、ひとことから始めさせてください。 「おれが決めていたら、勝てたのに」 0対7だった相手と、0対0 その相手とは、少し前に対戦して、0対7で負けていました。力の差は、はっきりとありました。 そして、再びその相手と試合をする日が来ました。結果から言うと、試合は0対0の引き分けでした。あれだけ点差のあった相手に、一点も取られなかった。これは、選手たちが自分たちで考えて、守り方を変えた成果でした。誰かに指示されたからではなく、ピッチの上で、自分たちで気づき、声をかけ合い、守備の…
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